介護保険

介護保険は、加齢によって介護が必要となったとき、出来るだけ自立し尊厳をもった日常生活を、住み慣れた地域や自宅で送ることが出来るために、必要な、保健医療や福祉サービスに関する給付を行うことを目的としています。

介護保険から受けられる給付は、居宅介護保険サービスと施設介護サービスがあり、実際に介護に要した費用の1割の自己負担で各サービスを利用することができます。

だだし、介護保険の保険給付を受給するためには、要支援認定または、要介護認定を受けなければなりません。

介護保険の運営は、市町村および特別区(東京23区)で、これを国、都道府県及び医療保険者が重層的に支える仕組みとなっています。

40歳以上の方は介護保険の被保険者となり、年齢によって、

  • ①第1号被保険者…65歳以上の者
  • ②第2号被保険者…40歳以上65歳未満で医療保険に加入している者
    に区分されます。

介護保険料の納付方法は、

  • ①第1号被保険者の場合
    各市町村によって所得に応じて定められた保険料が年金から天引きされます。(年金額が18万円未満の場合は市長村に直接納付します。)
  • ②第2号被保険者の場合
    「標準報酬月額 × 介護保険料率」で計算した額が介護保険料として、給与から天引きされ、事業主が、事業主負担分と被保険者負担分を併せて保健者である市長村に納付します。